バフェット太郎の有名著書「バカでも稼げる『米国株』高配当投資」に学ぶ、投資と預金の考え方についてお話しします。
日本では『お金の話』は敬遠されがちであり、慎重な性格の日本人は「自分の知らないもの」に対しての警戒心が高いと言われています。
しかし、近年若者を筆頭に『投資』に興味を持つ、勉強を行う人が増えてきています。
今回は、本を読んで変わった私の考え方をお話しします。その中で、「投資」と「預金」について解説、考察を行っていきます。
読むことをオススメする方
- 投資に興味がまだしたことがない方
- 基本的な投資の考え方を知りたい方
- どの程度の利益が期待できるかを知りたい方
投資とは
いきなりですが問題です‼︎
Q 利回り7%で5年ものの国債を100万円買うと5年後は?
(利回り=額面金額に対し毎年受け取る利子の割合のこと)
答えは、135万になります‼︎(国債=国債は国の発行する債券)
国債ではこのように元本の100万円が保証され、さらに7%×5年=35万円が報酬として受け取ることができます。
このように多くの人が「投資」と聞くと株か国債が思い浮かびます。
債権(債権=国や企業に対してお金を貸すこと)を買うことで利息が発生し、利益を得ることができます。
また、利息には2種類あります。
単利:元本に対しての利息
複利:利息に対しての利息
ここに発生する7万円は単利と言われます。
しかし、複利を理解して運用すると
1年後 107万円 翌年は 107×1.07
2年後 114.49万円 その翌年は 114.49×114.19
3年後 122.5043円
5年後には 140万2250円 となります。
ん?どういうこと?となる方も多いと思います。
簡単に説明すると、単利で得たお金を再度投資することで5年で約5万円の利益が発生します。
しかし、残念ながら国債は単利での貸付のみとなります。
「では、複利での貸付が可能なものは何があるか?」
と賢い人は思うと思います。結論から言うと『株式投資』では可能です。
しかし、まずは今の日本の銀行預金について考えてみましょう‼︎
銀行預金とは
預金とは、単純に銀行にお金を貸していることです。しかも、複利で貸しています。
「あれ?複利で貸しているにもかかわらず、お金が増えない…」
預金もかつては、「投資」と考えられていましたが現在は違います。時代背景とともに金利も変化しています。
例)ゆうちょの定期預金の利回り
1974年は金利が 7.5% (100万円を10年預金すると206万円になっていた)
1990年は金利が 6.08%
1999年は金利が 0.01%
そのため昭和世代の人やおじいちゃん達は「預金しておけば増えるよ」と言います。
ちなみに、現在の大手都市銀行の普通預金の金利は0.001%です
「100万貸してくれ?10年後に100円+して返すから」
これが銀行金利です。
ちなみに現在の日本では、個人向け国債は0.05%で、税引き後0.039%です。
そのため、国債や銀行預金では、お金を増やすことは難しいです。しかし、リスクはかなり少なくなっています。
株式投資とは
リスクオン投資をしよう。
(リスクオン=リスクの少ない預金や国債の投資から、リスクはあるものの株式投資などに切り替えること)
株式投資について私の考え方は、自分の生活の範囲内で行うことで「投資」となるが、背負うことのできないリスクを背負った時から「ギャンブル」に変わると思っています。
株式投資とは、簡単に説明すると「企業の所有権を買うこと」です。
単利だけでなく、複利を再投資でき、企業によっては優待を受けることができます。
まとめ
簡単にまとめると…
- 銀行預金、国債投資はリスクは少ないが、お金を増やすことは難しい。
- 株式投資は長期保有と分散投資などの理解と勉強ができていれば優良な投資法になる。
将来年金が出るかもわからず、国は個人の資産形成を行いやすくするために「副業」を推進しています。
かっこつけて「責任感持って働いてる」「家族は大事」「愛妻家」など、口先だけの言葉をよく耳にしますが、不透明な未来で家族や自分自身を守るためのあなたは努力はしてますか?
Amazonで数冊購入して、私は勉強をはじめました。ネットで本を買う事はいつでもできます。
コメント