【最新2021年版】三大配送業会社を徹底比較 【料金、配送方法の違いを教えます】

生活の知恵

現在の日本では、国内の配送業をヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社が国内シェア9割以上を担っています。

しかしながら、それぞれの配送会社の特徴や違いを把握していない現状です。サービスが多様化しており、また個人でネット販売を始める人も増えています。

「もっと安く発送する方法はないだろうか?」

と思う人も多いと思います。

そんな人のために今回は、【国内三大配送会社を徹底比較】していきます。

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国内三大配送業会社

 

日本郵便

国内配送(宅配便)の配達数の第3位は日本郵便です。なお、メール便の配達数では1位となっています。

日本郵便の宅配便は「ゆうパック」と呼ばれ、全国の郵便局やゆうパックを取り扱うコンビニからも送ることができます。また、クリックポストやA4サイズの荷物を全国一律370円もしくは530円のレターパック、ゆうパケットなどは、近所に郵便局がなくても郵便ポストに投函するだけで簡単に発送することができます。

生鮮食品などに使える「チルドゆうパック」や、25kgを超え30kg以下の「ゆうパック」を届ける「重量ゆうパック」なども充実しています。

 

ヤマト運輸

ヤマト運輸は国内配送(宅配便)の4割強を占めています。ヤマト運輸と言えば「宅急便」が有名ですが、「宅急便コンパクト」や「ネコポス」のように小さな荷物向けの配送方法も充実しています。

クロネコメンバーズ割やデジタル割などの割引も充実しており、これらを利用すると安く商品を発送することができます。

また、営業所の数が多く、セブンイレブンやファミリーマートからも商品発送ができる点が便利です。

 

佐川急便

ヤマト運輸に次いで国内配送(宅配便)の配達数を誇るのが佐川急便です。

「飛脚宅配便」「飛脚ラージサイズ宅配便」などのサービスがあり、ヤマト運輸や日本郵便の宅配便では取り扱いがない大きなサイズの荷物を発送できます。

また、スーツやジャケットなどの衣類を立体的に配送する「飛脚ハンガー便」や商品の鮮度を維持して配送する「飛脚クール便」のように目的に応じたサービスの多様性が特徴です。

 

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配送の種類

配送の種類を大まかに分けると二つに分けられます。

配達員が商品をポストなどの郵便受けに配達する『メール便』と、配達員が対面で商品を手渡しする『宅配便』です。

宅配便は投函が不可能なサイズのものや高価なもの配送に適しており、メール便はポストなどの郵便受けに入る小さくて軽いものに適応されます。

小さくて軽いものであっても厚さが3cmを超えるとメール便での発送できません。

 

各社の宅配便サービス

日本郵便

  • ゆうパック

ヤマト運輸

  • 宅配便
  • 宅配便コンパクト

佐川急便

  • 飛脚宅配便
  • 飛脚ラージサイズ宅配便

 

日本郵便『ゆうパック』

ゆうパック

規格

  • 3辺の合計が170cm以内
  • 重量25Kg以内

運賃

  • サイズとあて先別で算出

その他

  • 損害賠償制度:最高30万円まで

料金計算はこちら

ヤマト運輸『宅配便』『宅配便コンパクト』

宅配便

規格

  • 3辺の合計が160cm以内
  • 25Kg以内

運賃

  • サイズとあて先別で算出

その他

  • 損害賠償制度:最高30万円まで

宅配便コンパクト

専用Boxは2種類あり、専用BOXは、化粧品や小物などを送るのに適しており、薄型専用BOXは、A4サイズの冊子などを送るのに適しています

規格

専用Boxの場合 縦20cm・横25cm・高さ5cm

薄型専用ボックスの場合 縦24.8cm・横34cm

運賃

  • 通常料金610円+Box代70円

その他

  • 損害賠償制度:最高3万円まで

宅急便コンパクト 専用 梱包箱 20枚 【Amazon】

佐川急便『飛脚宅配便』『飛脚ラージサイズ宅配便』

飛脚宅配便

規格

  • 3辺合計160cm以内
  • 重量30kg以内

運賃

  • サイズとあて先別で算出

その他

  • 損害賠償制度:最高30万円まで
  • 宿泊施設などへ往復でお届け可能

料金計算はこちら

飛脚ラージサイズ宅配便

規格

  • 3辺合計が160cmを超えるお荷物(260cm以内)
  • 重量50kgまで

運賃

  • サイズとあて先別で算出

その他

  • 損害賠償制度:最高30万円まで
  • 重たい荷物や複数個口のお荷物を、飛脚宅配便と同じスピードで全国にお届け

料金計算はこちら

各社メール便サービス

日本郵便

  • クリックポスト
  • スマートレター
  • レテーパックプラス
  • レターパックライト
  • ゆうパケット
  • ゆうメール

ヤマト運輸

  • ネコポス

佐川急便

  • 飛脚ゆうメール便

 

日本郵便『クリックポスト』『スマートレター』など

クリックポスト

自宅で簡単に、運賃支払手続きとあて名ラベル作成ができ、全国一律運賃で荷物を送れるサービスです。

規格

  • 長さ:14cm〜34cm
  • 幅 :9cm〜25cm
  • 厚さ:3cm以内
  • 重量:重量1kg以内

運賃

  • 全国一律198円

その他

  • ネット決済可能
  • 追跡サービスあり
  • Yahoo! JAPAN ID、Amazonアカウントでご利用可能
フリマやオークションでの発送などに最適ですね

スマートレター

スマートレターは、A5サイズ・1kgまで全国一律料金で、信書も送ることができるサービスです。

規格

  • サイズ:25cm×17cm(A5ファイルサイズ)
  • 厚さ:2cm以内
  • 重量:重量1kg以内

運賃

  • 全国一律180円

その他

  • 追跡サービスはなく、日曜などの休日は配送はしません
  • 配送途中に事故があった場合でも、損害賠償はなし
本やCD 、小さいアクセサリーなどの発送に向いていますが、サービス的にはビジネスには不向きです。

レターパックライト

規格

  • サイズ:A4サイズ
  • 厚さ:3cm以内
  • 重量:重量4kg以内

運賃

  • 全国一律370円

その他

  • ポストや郵便局より発送し、配達先のポストに投函されます
  • ポストに入らない際には、不在配達通知が投函されます

レターパックプラス

規格

  • サイズ:A4サイズ
  • 厚さ:制限なし
  • 重量:重量4kg以内

運賃

  • 全国一律520円

その他

  • ポストや郵便局より発送し、対面で配達されます
  • 不在時には不在票が入ります
書類や衣類、カタログ、パンフレットなどの発送に向いている商品です。

レターパックプラス 20枚入り【楽天】

レターパックライト 20枚入り【楽天】

レターパック対応 ラベルセット 40枚 

ゆうパケット

暑さにより、金額が三段階に分かれており、休日も配送し、追跡サービスもついています。

 

規格

  • サイズ:3辺合計60cm以内、長辺34cm以内
  • 厚さ:3cm以内
  • 重量:重量1kg以内

運賃

  • 厚さ1cm以内 = 250円
  • 厚さ2cm以内 = 310円
  • 厚さ3cm以内 = 360円

その他

  • スマホアプリで簡単に、ゆうパック・ゆうパケットのあて名ラベルの作成ができる無料のサービスがあります
衣類やCD などの発送に便利です。

ゆうパケット対応封筒 (50枚入り)

ゆうメール

規格

  • サイズ:3辺合計60cm以内、長辺34cm以内
  • 厚さ:3cm以内
  • 重量:重量1kg以内

運賃

  • サイズとあて先別で算出

その他

  • 対象が書籍や雑誌、カタログ、CD、DVDなど印刷物や電磁的記録媒体に限られています。
規格的には、ゆうパケットと大差はないですが、重さにより料金が決定される事や追跡サービスがないことなどが違いとして挙げられます。

料金計算はこちら

引用:ゆうパックとゆうメールの違い

ヤマト運輸『ネコポス』

「小さな荷物をポストにお届けします。」をコンセプトとしており、配送先のポストに投函・配達します。

規格

  • サイズ:縦31.2㎝以内・横22.8㎝以内
  • 厚さ:2.5cm以内
  • 重量1Kg以内

運賃

  • 上限金額は385円(税込)で変動します

その他

  • 荷物の紛失・破損に対する引受限度額は3,000円(税込)
  • 専用の宛名ラベルが必要となります

専用ラベルの作成はこちら

ネコポス対応段ボール  (50枚)

ネコポス対応封筒 (50枚入り)

佐川急便『飛脚ゆうメール』

佐川急便が差出人となり、冊子やCD・DVDなど小型の荷物を送ることができるサービスで、日本郵便の『ゆうメール』より安く利用することができることが最大の特徴です。

 

規格

  • サイズ:縦34cm・横25cm
  • 厚さ:3cm
  • 重さ:重量3kg以内

運賃

日本全国一律料金となっており

  • 200g以内:115円
  • 500g以内:168円
  • 1kg以内:299円
  • 2kg以内:330円
  • 3kg以内:456円

その他

  • 荷物の補償額は運送料金相当額
  • 信書、現金、小切手、再発行困難なもの、再生不可能なもの、危険品、貨幣、有価証券や代替品のないものも取り扱い不可
主に法人単位での契約と利用になりますね。

 

まとめ

用途に合わせた選択

衣類やアクセサリーなどのフリマやオークションなどでは、クリックポスト、ネコポス、レターパック、ゆうパケットなど(いずれも追跡可能)がおすすめで、安く抑えたい場合にはクリックポストがおすすめです。

ビズネスでの利用などでは、レターパックプラスを利用すれば対面配達なのでより安心に利用できます。

衣類がかさばる場合には、ゆうパック、宅急便コンパクト、宅急便、飛脚宅配便での発送が必要になります。

食器などを配送する場合には、補償付きのゆうパック、宅急便コンパクト、宅急便、飛脚宅配便が安心です。

大きさ別ですと、

A5サイズ以内

  • スマートレター

A4サイズ以内

  • クリックポスト
  • レターパックライト
  • レターパックプラス
  • ゆうパケット
  • ゆうメール
  • ネコポス
  • 宅急便コンパクト
  • 飛脚ゆうメール便

A4サイズ以上

  • ゆうパック
  • 宅急便
  • 飛脚宅配便

大きいサイズ

  • 飛脚ラージサイズ宅配便

 

配達記録が残るサービス一覧

  • クリックポスト
  • レターパック
  • ゆうパケット

配達記録が残り、補償もあるサービス一覧

  • ネコポス
  • 宅急便コンパクト
  • 宅急便
  • ゆうパック
  • 飛脚宅配便
  • 飛脚ラージサイズ宅配便

現在の日本では、個人事業で発送することが増え、ネットショップやフリマアプリの普及で配送業者について知っておくことが重要になっています。

その他、冷凍発送などのオプションも存在するため、賢く利用していくことで生活が充実することは間違いありません。

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