結婚が決まると「やらないといけないこと」がいくつか発生します。特に女性は苗字が変わることで様々な手続きが必要です。
しかし、「何からやって良いかわからない」と思う人も多いと思います。
「やらないといけないこと」をきっちりやっておかないとせっかくの新婚生活へスムーズに移行できなくなったり、大きく影響がでる可能性もあります。
今回は、入籍後にに『やらないといけないこと一覧』をピックアップして、解説していきます。
二人の新生活がスムーズにスタートできるよう、ぜひ参考にしてください。
入籍後に行うこと一覧
転出、転入、転居届
入籍するにあたって新居に引っ越す場合や、どちらかの住居に住むため住所が変更になる場合は転出届と転入届、もしくは転居届の提出が必要となります。
必要なもの
- 印鑑
- 本人確認書類
- 国民健康保険被保険者証(転出届)
- 転出証明書(転入届)
- 年金手帳(転入届)
場所
- 各地方自治体
運転免許証氏名、住所の変更
運転免許証の氏名、住所の変更は入籍後すぐに行うものの一つで、警察署は平日のみの受付ですが、免許更新センターは日曜日も空いているため比較的簡単に変更手続きを行うことができます。
必要なもの
- 運転免許証記載事項変更届
- 免許証
- 新しい住所がわかるもの(住民票など)
- 印鑑
場所
- 警察署or免許センター
健康保険証氏名変更
健康保険証は会社勤めの場合と自営業やパートとでは手続きが異なり、会社勤めの場合は勤務先の会社にて行うことが可能であり簡単ですが、自営業やパートの場合に各自治体の窓口にて手続きを行う必要があります。
健康保険証に関しては、扶養や共働き、同職場での結婚など様々な状況で変化してきます。
必要なもの(自営業やパート)
- 世帯主の印鑑
- 本人の身分証
- マイナンバーカード
- 健康保険被扶養者(異動)届
- 国民年金第3号被保険者関係届
場所
- 各自治体の窓口
パスポートの新規発行や氏名変更
パスポートの新規発行や氏名変更は、パスポートセンターで本人が手続きを行う必要があります。
窓口での受付は基本的に平日のみですが、代理での発行も可能です。
また、パスポート内容(氏名など)変更する方法は二通りあり、「切替申請」と「記載事項変更申請」です。
「切替申請」は現在のパスポートは失効扱いとなり、残りの有効期間もなくなります。その後、切替申請後の有効期間は10年または5年を選ぶことができます。
「記載事項変更申請」は現在のパスポートは同じく失効となりますが、有効期間は現在のパスポートが引き継がれます。
手数料は「切替申請」が10年用1万6000円、5年用1万1000円、「記載事項変更申請」が6000円となっています。
パスポートの受け取りの際には、本人が受け取る必要がありますが、受け取りのみの場合は土日でも受け取ることができます。
必要なもの
- 申請書
- 住民票の写し
- 戸籍謄本
- 証明写真
※新規発行の場合は本人確認書類
※変更の場合は既存のパスポート
場所
- パスポートセンター
銀行口座氏名、届出印変更
銀行口座は氏名、届出印の変更の変更を行う必要があります。
基本的には、本人が使用している銀行支店窓口、もしくは口座を開設した店舗にて手続きします。
必要なもの
- 通帳
- キャッシュカード
- 新旧両方の届出印
- 住民票
場所
- 各銀行窓口
各種クレジットカード氏名、住所変更
クレジットカードの氏名、住所変更は、クレジットカード会社の規則や規定により異なります。
手続きの流れとしては、変更の申込書を取り寄せて、記入後に確認書類のコピーを添えて返送するパターンが一般的です。
しかし、クレジットカード会社によっては、インターネットで手続きが完結する会社もあります。
必要なもの
- 各クレジット会社により異なる
場所
- 書類の提出
- ネットで申請
各種保険氏名、住所変更、受取人変更
保険の氏名、住所、受取人変更は、保険会社の連絡を入れた後、所定の申込書を記入して返送するパターンが一般的です。
保険会社に関しても、インターネットで手続きが完結する会社もあります。
必要なもの
- 各保険会社により異なる
場所
- 書類の提出
- ネットで申請
新しい印鑑の印鑑登録
印鑑登録は役所の窓口にて、本人が手続きを行う必要がありますが、平日のみの受付である場合も多く、代理人による登録も可能となっています。
結婚や離婚などで住民票と名前の一致していない場合は自動的に失効します。
必要なもの
- 新しい印鑑
- 申請書
場所
- 各自治体窓口
勤務先で氏名、住所、通勤届等の変更
基本的には勤め先の窓口や事務で手続きを行います。会社により規定や申請書が異なるため一概には言えませんが、比較的簡単に行うことができます。
必要なもの
- 会社の規定に沿った申請書
場所
- 各会社窓口
携帯電話の名義や名前、支払い方法の変更
各携帯会社によって若干の違いはあるものの比較的簡単に変更することが可能です。
必要なもの
- 住民票やマイナンバーカードなどの身分が証明できるもの
場所
- 各携帯会社窓口
年金の氏名、住所変更
会社勤めの方は会社で、その配偶者になる方は、配偶者の勤務先の会社に対して年金の氏名、住所変更の手続きを申請します。
その他、自営業の方などは、各自治体の窓口にて本人が「被保険者氏名変更届」「被保険者住所変更届」「年金手帳」を提出することで手続きができます。
必要なもの
- 被保険者氏名変更届
- 被保険者住所変更届
- 年金手帳
場所
- 各地方自治体窓口
その他
インターネットサービスの名前変更や国家資格等の名前や住所の変更が必要になります。
まとめ
このように多くの手続きを要する結婚ですが、手続き疲れの負担を少しでも減らすために、入籍前には、やることリストをまとめておくことが重要です。
ぜひ、この記事をぜひ参考にしてみてください。
✔︎ 健康保険証
✔︎ パスポート
✔︎ 銀行口座
✔︎ クレジットカード
✔︎ 保険
✔︎ 印鑑
✔︎ 勤務先での変更
✔︎ 携帯電話
✔︎ 年金
✔︎ インターネットサービス等
✔︎ 国家資格等
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