最近、よく目にする『サブスク』ですが、注目のビジネスモデルとして多くの企業が取り入れ始めている現状です。
サブスクとは『サブスクリプション(subscription)』のことであり、「一定の料金を支払うことで、サービスや商品を一定期間利用することができる」形式のビジネスモデルのことです。
サブスクリプションとは何?
サブスクリプションとは、「料金を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用することができる」形式のビジネスモデルのことで新聞の購読や雑誌の購読がこれにあたります。
近年では『月額でカフェで飲み放題』『美容室で通い放題』『サプリメントの宅配』など様々なサービスに応用されています。
リカーリングビジネスとの違いは、料金が一定かどうかで、ガス代や水道代は使用量に応じて変動するため、リカーリングビズネスに分類されます。
サブスクリプション市場の拡大
2015年頃より、米国ではダウンロード課金型サービスから、月額料金を支払うことで視聴し放題で利用できるサブスクリプションサービスへ移行していきました。
その後、定額制サービスは2015年には世界の動画配信売上高の60%となり、2016年以降は、定額制サービスの契約数及び売上高の増加ペースはさらに広がってきてました。
今までは主に海外でよく見かけていたサブスクリプションモデルですが、近年は日本でもその市場規模はどんどん広がっています。
2018年の時点で日本での市場規模は5,600億円以上まで広がり、2021年現在も成長することが見込まれています。
メリット
企業・事業者のメリット
- 継続的な収益を見込める
- 顧客の利用状況や細かなデータが把握できる
- ハードルが高くないため、利用者数を増やしやすい
- 様々な商材に応用をすることができる
ユーザー・クライアントのメリット
- 安価なもの多く、コストパフォーマンスがよい場合が多い
- 購入・所有する必要がなく、管理が簡単
- 使用量に応じた金額の変動がない
- トライアル・お試し期間があるサービスが多く試しやすい
- いつでも解約することができる
デメリット
企業・事業者のデメリット
- サブスクリプションについての最低限の知識が必要
- 即利益にはなかなか繋がらない
- ある程度の数のリソースやコンテンツが必要
- 新しいコンテンツを追加していく必要がある場合がある
- 解約のリスクがある
ユーザー・クライアントのデメリット
- 利用料関係なく、料金が発生する
- 利用料金が安価なので多くのサービスを契約し、費用がかさむ可能性がある
- 必要としない機能やサービスもついてくる場合がある
- 解約するとサービスや商品が利用できなくなる
まとめ
現代では、音楽配信サービスや動画配信サービスだけでなく、様々な企業やサービスで利用されている『サブスク』ですが、その応用の幅の広さから大きな可能性を秘めていることは間違いありません。
飲食店や美容室などで活用している店舗も多く、「日本サブスクリプションビジネス大賞2020」などのイベントも開催されています。
様々なサブスクリプションサービス
U-NEXTU-NEXTは動画配信サービスを行っており、映画、ドラマ、アニメ、音楽・ライブなどの動画から、マンガ、 ラノベをはじめとする電子書籍まで、1つのアプリで楽しめます。
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