社会保険料を安くする方法【介護保険、健康保険、厚生年金】

生活の知恵

働いていて、年収に大して手取りはいくらなんだろう?

と思う方も多いと思います。

年収別手取り額は

年収200万の手取りは約157万円

年収300万の手取りは約231万円

年収400万の手取りは約305万円

年収500万の手取りは約377万円

年収1000万の手取りは約698万円

3ヶ月分くらいは国に徴収されているんだね‼︎

今回は、その【社会保険料を安くする方法】を紹介します。

スポンサーリンク

社会保険料とは

社会保険は、国が行う強制加入となる社会保障制度であり、主に健康保険」、「介護保険」、「厚生年金保険の3つのことを言います。

労働保険」は、「雇用保険」と「労災保険」の2つを合わせたもので、この全ての社会保険は、会社に勤めている人であれば毎月の給料から引かれています

会社で勤めている際には、健康保険、厚生年金保険、介護保険を支払い、個人事業主等は国民健康保険、その他労災保険、雇用保険の加入手続きをおこないます。

「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」「雇用保険」は、基本的に給与から保険料が控除されます。

労災保険料は、事業主が負担を行うため、会社員に負担の義務はありません

健康保険

「健康保険」は、会社を通して支給され、ケガや病気などでかかった医療費や長期休業時の生活保障、出産費用、産休中の生活保障、死亡などを保障する社会保険です。また、健康保険は「労働者」と「その家族」の両方に適用されます。

怪我や病気などの治療などの医療費は、自己負担が3割、事業所が7割負担となります。

健康保険は、個人事業主や学生等年齢、性別問わず加入義務がある国民健康保険と同じ役割を果たします。国民健康保険と健康保険の違いは、健康保険では会社と従業員(加入者)で保険料を折半する点です。

全国健康保険協会HP

厚生年金保険

厚生年金保険は、「公的年金」のひとつです。

公的年金の種類
国民年金 日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人
厚生年金 厚生年金保険の適用を受ける会社に勤務する全ての人
共済年金 公務員・私立学校教職員など

公的年金は、日本国内に住所のあるすべての人が加入を義務づけられており、国民ひとりひとりの働き方によって「国民年金」「厚生年金」「共済年金」に加入を行います。

65歳から受け取れる老齢年金や一定の怪我や病気をしたときに受け取れる障害年金、加入中の本人が死亡した場合の遺族年金があり、他の相続や資産、贈与とは違い、税金がかからないのが特徴です。

日本年金機構より年に1度、「ねんきん定期便」が届きくため加入状況が確認できます。

 

日本年金機構HP

介護保険

「介護保険」は、高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組みを創るために、制度として導入された社会保険です。40歳以上の健康保険加入者全員に加入義務があります。

介護保険では、市区町村の定める介護認定の対象者のみが認定レベルに応じてさまざまな介護サービスを受けることができます

厚生労働省「介護保険制度について」

スポンサーリンク

パートやアルバイトの社会保険

パートやアルバイトで労働を行なっていても、一定の条件を満たす場合は勤務先の社会保険に加入する義務が発生します。

  • 労働時間が週30時間以上の方

もしくは、以下すべての条件を満たしている人

  • 所定労働時間が週20時間以上の方
  • 月額賃金が88,000円以上(年収106万円を超える場合
  • 勤務期間が1年以上ある
  • 学生以外のパートやアルバイト
  • 従業員501人以上の企業に勤務している場合

 

社会保険を安くする方法

「給与の15%ほどを占める社会保険料ですが、安くする方法が存在します‼︎」

社会保険料は標準の報酬月額によって等級で分けられているが

社会保険料は、4月から6月の給与平均より計算されます。

そのため4月から6月の給与を抑えることで、合法的に社会保険料を少なくすることができます。

具体的な方法で言うと

  • 残業を減らす
  • 転職のタイミングを考える

あまり多くの方法はありませんが、頭に入れておくことで今後何かの役に立つ知識でもあります。

税金に関する記事

Blog TOP

コメント

タイトルとURLをコピーしました