【株式投資初心者必見】レバレッジって何?今流行っているレバナスって?特徴やメリットを解説‼︎

株式投資

「レバナスに投資していれば安泰だ」「レバレッジが聞いてるから儲かった」

など、2022年の1月にSNS上で、「レバナス」「レバレッジ」という言葉がトレンド入りするほど盛り上がりました。



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レバレッジとは

レバレッジ(Leverage)とは直訳すると「てこの原理」という意味ですが、金融業界でレバレッジといった場合には意味合いが少し変わります。

金融業界での「レバレッジ」は借り入れを利用することで、自己資金のリターン(収益)を高める効果が期待できることを指します。

簡単に説明すると、持っている資金以上の金額で株式の取引が可能になることで、レバレッジを効かせるということは、大きなリターンが狙える半面、リスクも大きくなりますので、十分な資産管理が求められます。

メリット

レバレッジ取引のメリットは非常にシンプルで主に二つです。

  • 大きな金額で取引を行うことができる
  • 下落相場でも利益を出すことができる

この二つです。

株式投資では3倍程度のレバレッジ商品が多く存在し、大きな金額を運用できることで、大きなリターンを得たり、現物取引では買えない株式も購入しやすくなります

実際、株投資で大きな利益を出している投資家は、レバレッジ取引を利用していることを多いです。

またもう一つの特徴の「下落相場でも利益を出すことができる」というのは、レバレッジ取引では新規の売り注文から取引ができるため、下落相場でも利益を狙うことができます。

やや難しいものになるためまた後日解説を行います。

デメリット

当然のことながらデメリットも存在します。

  • 損益が大きくなる可能性がある
  • 長期保有に向いていない

という点です。

レバレッジ取引で最も注意しなくてならないことが予想と反した方向へ値動きする場合、損失を一気に増やしてしまうリスクがあるという点です。

例えば、ある銘柄の価格が10%ほど下がった場合、100万円分購入していると損失は10万円です。

しかし、レバレッジ3倍で取引をしていた場合には、損益はは33万円まで膨れ上がります。

このようにわずかな値動きで、大きな損失が生まれる可能性がある点は覚えておくべきでしょう。

また、長期投資では下落トレンドに入った状態ではたとえ上昇したとしても、それまで下落した株価に対してのパーセント上昇するため負のスパイラルに突入する可能性もあります。

NISA枠での運用や中期投資で活用すると良いでしょう‼︎



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レバナスとは

さて話を戻して『レバナス』について解説します。

「レバナス」とは、「レバ」は「レバレッジ取引」のことで、「ナス」は、米国のハイテク株中心の株式市場ナスダックのことです。

これを組み合わせたものが『レバナス』で、ナスダック100の株価指数の2倍〜3倍の値動きになるようにレバレッジをかけた投資信託やETFなどの金融商品のことになります。

「なぜこれが話題になったのか?」

それはコロナ渦に一度下落した後に、経済の回復を背景に急上昇を見せたためです。

当然2〜3倍の利益を生み出すレバレッジ取引でもあり注目されました。

ナスダックはSP500、NYダウと違い、成長が著しいAppleやマイクロソフト、アマゾン、テスラなどが多く組み込まれており、指数は近年上昇が続きました。

今後のレバナス

2022年は加工トレンドが続くと予想されており、保有し続けることには私は反対です。

どの証券会社でもナスダック関連のレバレッジ取引商品は価格を落としており、オススメとは言えない状況です。

例えば、ITバブルのピーク前にレバレッジ2倍ナスダック商品を1000万円分運用した場合

一時4000万円まで資産は膨らみますが、ITバブル崩壊クラスの株価下落局面が発生した場合、その時点でレバレッジ2倍のNASDAQ商品の運用を続けると、下落のピークで資産額が92万円にまで低下します。

もしそれでも購入をしたい場合には、2022年は下落のピークにあるであろうタイミングを見定めて投資を行いましょう。




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