NISAや積み立てNISAなどが始まり、『株式投資』への考え方が変わりつつある世の中ですが、その中でも【勝てる確率が高い取引】が存在することをご存知でしょうか?
それは『新規公開株(IPO)』の取引です‼︎
IPOの特徴や購入方法を理解することで、高い確率で株式投資で利益を出すことが可能になります。
今回はその『新規公開株(IPO)』について解説していきます。
新規公開株(IPO)とは
IPOとは、『 Initial Public Offering 』の略語で、日本語では「新規公開株」や「新規上場株式」と言います。
簡単に説明すると、未上場の企業が新たに証券取引所に上場し、株取引ができるようにすることをIPOと言います。
企業としてのメリットは、IPOにより事前に投資家より資金を調達できるようになるため、金融機関等からの融資に頼らない経営が可能になります。
また、株式の発行による資金調達は返済義務がないため、企業にとっては倒産リスクを抑えながら経営資金を集められる手段にもなるというメリットがあります。
新規公開株(IPO)の特徴
メリット
特徴はなんと言っても、「高確率でIPO株は利益を出すことができる」という点です。
2020年の93社の株価の変動で言うと、新規上場の公開価格(上場前に手に入る株価)と初値(上場日に初めて付く株価)の差額を見ると、「69勝23敗1分」と大きく利益を出す結果となっています。
デメリット
このように夢のような話続きのIPOですが、2つの弱点が存在します。
それは
- 公募制であり、当選しないと購入できない
- まとまった資金が必要
IPOは公募制となっており、具体的な数値は非公表ですが、1%前後が目安であり、人気株であれば倍率が1,000倍を超えることも珍しくないので、当選する確率は0.1%を下回ることもあります。
また、資金面でも多くの費用を要します。当選確率が低いため、複数銘柄のIPO株の抽選に申し込む必要があるので、当選した場合には数百万円単位のまとまったお金が必要になる場合もあります。
新規公開株(IPO)の購入方法
新規公開株(IPO)では、ブックビルディング方式が用いられることがほとんどです。ブックビルディング方式の流れは以下の通りです。
- 仮条件:新規公開の仮条件の価格が1,000~2,000円などと提示されます。
- 投資家は仮条件を確認し、仮条件の範囲内で希望価格を提示します。ただし、人気銘柄の場合には最高値を提示しないと購入することは不可能です。
- 発行株式数よりもブックビルディングでの申し込み件数が多い場合には抽選を行います。
- 抽選結果により『当選』となれば、新規公開株を購入することができます。
基本的には各証券会社に専用のページがあるため、使用している証券会社のサイトより申し込みを行います。
まとめ
IPOの購入は、初値が公募価格を上回るケースの多く、高い確率で利益を生み出すことができるが、当選確率が低く、多くの資金が必要になると言うデメリットもあります。
当選確率を上げる工夫や資金の準備を行うことで大きな利益を生み出すことはほぼ確実でもあり、オススメの投資と言えるでしょう。
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