20年前に現代のような中国の躍進を誰が予想できたでしょうか?
多くの人が予想できなかった中、「賢い人は中国に投資していました」そして巨額の富を築き上げました。
さて、次来るのはどこでしょうか?
結論から言うと「アフリカとインドの時代」がきます。2030年にはアフリカとインドが世界の多くの権利を握って大躍進をします。
今回はその理由を今までのデータを元に解説していきます。
アフリカとインド
人口動態
まずはじめに日本は人口が減り、少子高齢化が進んでいます。年金制度の維持など様々な問題が露出しています。
しかし、地球単位で見ると爆発的に人口が増加している現状です。
特にアフリカとインドの人口増加は著しく、逆にヨーロッパ主要国やアメリカ、中国は人口の増加は緩やかになり、現象している国も増えてきています。
なぜ、人口が多いと良いのか?それは生産年齢(働き盛り)が増えるからです。
予想によると2030年に世界で生まれる子どもの3分の1はアフリカで生まれるとのことです‼︎
アフリカの広大な土地
みなさんがよく見る世界地図ですが、これは球体のものを平面にしたもので上と下に行くほど小さく描かれます。(メルカトル図法)
本来のアフリカの大きさは、アメリカ+中国+インド+日本+ヨーロッパ、これら全てを足したものとほぼ同じ面積です。
この構図は中国の躍進により立証されています。
アフリカの近代化
アフリカにはシリコンサバンナと言う言葉があり、ケニアの首都はそのように言われています。
ほぼ全ての人が電子決済を行っており、近代化が進んでいます。
それ以外のインフラが整っていないことや現金を持つことの危険性などの要因により、銀行整備や通貨の安定性を飛び越えて発展しました。
このことをリープフロック現象といいます。
企業のマーケット対象
様々な商品が世の中には存在しますが、iPhoneで有名なApple社の製品には「FCCマーク」「ECマーク」がついています。
これはアメリカとヨーロッパの製品基準を満たしているとの証明であり、企業は最大のマーケット市場のルールに沿って商品開発を行っていることがわかります。
今後、アフリカやインドが発展することで「アフリカとインドが世界のルールメーカーになる」と考えられます。
YouTubeでも、中国では人口が日本の約10倍でもあり登録者1000万人もたくさん存在し、市場規模も日本の10倍であると言えます。
インフルエンサーがより多くの利益を出せる環境であると言えます。
移民の動向
かつては「アメリカンドリーム」といい、アメリカに移住する人も多く存在しましたが、今後は「アフリカ」や「インド」に向かう人が増えるかもしれません。
と言う移民に対して否定的な人も多いですが、データ上移民を拒んだら経済は衰退すると言われています。
なぜなら、移民には主に2種類存在します。技術やスキルを持った高所得者とスキルのない貧困層です。
この二つの層は、多くの先進国で大多数を住める中間層とは職種はかぶることはなく、逆に意欲の高い労働力が経済発展を支えると言われています。
日本でも多くのお金持ちが海外移住していますね。このように賢い人間が海外に出て事業を行うことは日本にとって損害でもあります。
新ミドルクラスの思考
これからアフリカやインドでは、これまで自国での中間層であった人たちが、国家の経済成長により世界的な中間層となることや貧困層が中間層になることでミドルクラスの人材が増えてくることが考えられます。
と言われており
実例を挙げると、インドのタタモータースという会社は「世界一安い車」をコンセプトに約20万円で新車の車の販売を行いました。
しかし、インドではミドルクラス層が増えており、インド全体のボリュームゾーンになっていたことで「この車に乗ると恥ずかしい」と車は全く売れませんでした。
このように新しい層の思考を理解することが重要です。
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