前回の記事でも解説しましたが、2022年は米国株式市場にとって弱気相場になります‼︎
しかし、もっと気をつける必要があるものが存在します。
それは『リセッション(下降景気)』です‼︎
過去46年でリセッションは6回起こっており、その全てのリセッションの前に長短金利の逆転現象が起こっています。
現在の米国経済というと、見事に逆転現象が発生しており数年でリセッションに入る可能性が高いです。
ただし、リセッションはすぐには発生しません。基本的に長短金利の逆転現象が発生してから1年から2年後にリセッション入りすると言われています。
それではいつリセッション入りするのでしょうか?解説していきます‼︎
長短金利逆転現象
債権利回りは基本的に、年限が短いほど金利が低く、年限が長いほど金利が多い傾向にあります。
簡単にいうとこの債権利回りにおいて、年限が短いにも関わらず利回りが大きくなってしまうということです。
アメリカでは3月29日に米2年債が米10年債の利回りを一時的に上回りました。これはFRBの利上げペースの加速と将来の景気後退リスクが嫌気されていると言えます。
なぜリセッションにつながる?
これを簡単に説明すると『利鞘で稼いでいる銀行が貸し渋りを行う』からです。
銀行は預金者から金利の低い短期金利でお金を集めて、企業や個人に金利の大きい長期金利で貸し出すことで差額の利鞘を作ることで儲けています。
しかし、長短金利の逆転現象が起きることで銀行は利益を発生させることができないためお金を貸し渋ります。
これにより民間経済にお金が出回らなくなり景気が停滞、後退していきます。
過去のリセッション
冒頭でも話したように過去46年で6回のリセッションが発生しており、その全てで長短金利の逆転現象が発生しています。
株式市場では、そのほとんどでリセッション入りした時に最高値をつけてから大暴落しており、私の予想では2023年後期にSP500は史上最高値をつけて、その後2024年にリセッション入りします。
まとめ
2022年はQTや利上げにより株価は下降しますが、2023年には最後の強気相場を見せて2023年後期から2024年までに史上最高値をつける可能性があります。
その後、2024年にリセッションに入り最大20%から60%の暴落後に底打ちすると考えています。
そしてそんな局面においてもオススメできる投資先は存在します。
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