今年のトレンドとなる予感のする株式銘柄でいうと『石油』と『金融』の関連株でしょう。
金利上昇による金融株の上昇と、原油高高騰による石油価格高騰などはよく言われていますが、一体どの銘柄が良いのかはわからない人も多く、弱気相場で投資信託はおすすめできないと個人的には思います。
そこで、今回は私が個人的におすすめな『高配当石油関連株』を紹介します。
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エクソンモービル（XOM）
エクソンモービル（Exxon Mobil Corporation）はアメリカの大手石油化学メーカーで、石油・天然ガスの探鉱 ・生産、発電、石炭・鉱物事業に従事しています。
燃料、潤滑油、化学品の製造および販売も手掛けており、世界各地でグローバルに事業を展開しています。
配当金は直近で4.60%となっており、１年トータルリターンも48.64%と好調です。
新型コロナウイルス向けワクチンの接種が進むと外出の機会は増えることが予想されます。
米国では毎年4月から9月までの間を「サマー・ドライビング・シーズン」といい、より外出が増えるシー人となります。
シェブロン（CVX）
シェブロン（Chevron Corporation）はアメリカの総合エネルギー会社で、世界各地で事業をグローバル展開しています。
原油および天然ガスの生産、輸送に従事しており、燃料の精製・販売・流通のほか、化学品事業、鉱業、発電、エネルギーサービスなど幅広く様々な事業を手掛けています。
配当金は直近で4.29%となっており、１年トータルリターンも41.24%とエクソンモービル同様に好調です。
また、ウクライナ危機の影響も受けて、ロシアへの経済制裁により原油や穀物、資源などの供給不安を呼ぶ可能性があることから、昨日は原油先物が2014年以来の高値まで上昇する場面が見られています。
やはり、米国の石油関連会社は強いな‼︎という印象です。
ペトロブラス石油公社（PBR）
ブラジル石油公社 (ペトロブラス) (Petroleo Brasileiro S.A. – Petrobras) はブラジルの公営の石油・ ガス生産会社です。
関連事業として、石油製品の精製、販売、供給も手掛けており、石油タンカー、パイプライン網、海洋・河川・湖沼のターミナル、火力発電所、肥料工場、石油化学ユニットなどを経営しています。
南米だけでなく、世界各国でグローバル事業を展開しています。
配当金は直近で5.36%となっており、１年トータルリターンも119.17%とエクソンモービルやシェブロン以上に成長を見せています。
ブラジルはコモディティー価格の高騰を受けて輸出拡大による恩恵を受けている国の1つであり、今後の経済成長も期待できる国の一つです。
またブラジルの通貨であるレアルも好調なパフォーマンスを見せていることも追い風となっています。
まとめ
世界的にコロナ後への意識が向き始めていることでテーパリングやQTへの警戒が見られています。また、脱炭素への動きにより原油価格の高騰は避けられないでしょう。
そんな中でも、好調な株式銘柄は存在しますし、しっかり見極めることが重要です。
2022年になり、原油やガソリンなどのエネルギー、金やプラチナなどの貴金属、トウモロコシや大豆などの穀物といったようなコモディティが最注目されているためポートフォリオの見直しも必要かもしれませんね。
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