外構とは、塀や門、庭、アプローチ、倉庫など、建物周辺に取り付けるエクステリアなどのことを言います。
家の顔とも言える「外構」ですが、どのようなものが良いのかわからない人も多いと思います。
今回は、『絶対に選んではいけない外構、エクステリアプラン5選』を紹介しますので、ぜひ参考にされてください。
老後を見据えたスロープ
「老後も快適に過ごしたい」と思って新築する人も多いと思いますが、長い将来のために玄関アプローチにスロープを取り付けると不都合なことも多くなってきます。
そもそも傾斜地は使い勝手が悪く、緩いスロープであれば階段を1段にするなどとした方が良いです。
傾斜(スロープ)をなくして、平坦な場所にすることで多くのメリットがあります。
平坦な土地のメリット
- 駐車場として使える
- 子どもの遊び場になる
- 来客用の駐車場が確保できる
- ガーデニングやDIYなどの作業場として活用できる
また、コストカットにもなるため階段がおすすめです。将来的にスロープが必要になった際には介護保険適応となるため、保険を利用して改修工事を行うことが良いと思います。
北側玄関の装飾や外壁の素材
北側玄関で乱張り、砂岩、洗い出しを使用すると苔などの汚れが付くやすく、汚れが非常に目立ちます。
苔による転倒のリスクなども考えると危険とも言えます。
北側は日光が当たりにくく、汚れや塵がたまりやすいことが原因です。
ただし、高圧洗浄機やメラニンスポンジで擦ることで綺麗にすることができますが、掃除は必須と言えるでしょう。
黒いタイル
玄関先での黒いタイルはシックに見えて高級感が出ますが、白華現象と泥汚れが目立つ場合があります。
黒の車の方が汚れが目立つのと同じで、泥汚れが非常に目立ちます。雨の日があるたびに、こまめな掃除が必須となります。
次に白華現象のリスクもあります。白華現象とはコンクリート製品から白い液体のタレ汚れが出てきて非常に目立つ場合があります。
対策としては、泥跳ねを防止する石を置く、コンクリート由来のブロックを使わないなどの方法があります。
車重がかかる部分の装飾
車重がかかる部分はどうしても、「剥がれ」「欠け」「割れ」などが起きやすく、特にコンクリートである場合は鋭角が弱く、車で何度も踏むことで損傷の原因になります。
タイヤの切り回し部分や車重がかかる部分への装飾を避けること、車重がかかる部分以外でアクセントをつけるなどの方法で解決するしかありません。
無計画で進めてしまう
外構工事は計画が一番大事です。しかしながら家作りでいっぱいいっぱいである場合に「無計画で外構工事をしてしまう」という人が多いです。
外構工事はラスボスです‼︎ローンの話や打ち合わせ疲れなどで体力も気力も残ってないことも多いですが、ここが踏ん張りどころです。
家を作る前に「どのような外構にするのか」という部分をイメージして、勉強しておきましょう。
参考動画
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