昨日発表のあった米国実質GDPですが、なんとマイナスを記録しました‼︎そしてAmazon株が急落しました。
これは『米国ハイテク株の終焉』を意味します。
今回はその理由と新たな投資対象と今後のブームについて紹介します。
米国GDP成長率と米国経済
これは先週の発表で明らかとなりましたが、米国GDP成長率がコロナ渦の2020年2月ぶりのマイナスとなりました。
通常2四半期連続でマイナスを記録すると「テクニカルリセッション」と認定されるため、次の発表でマイナスとなると実質的なリセッションとなる可能性があります。
この発表は多くの投資家の中で驚いた人も多く存在しましたし、GDPが株式相場に与える影響は大きく、非常に重要な経済指標になっているため株式市場に大きな影響を与える可能性があります。
しかしながらGDPの内訳を眺めると依然として力強さを感じさせるためすぐにリセッション入りはないのではないかと考えています。
Amazonの決算
先週はAmazonが第1四半期の決算発表を行いましたが、コンセンサス予想を大きく下回ってしまいました。また、それにつられてナスダック、SP500も急落しました。
ナスダックに至ってはウクライナ危機の時につけた安値を下回るなどさらなる下落を予感させるチャートでした。
EPSは予想8.37USDだったのに対して実際は−7.56USDでした。売上高も予想を下回っており、ガイダンスでも予想を下回りました。
原因としては、原油高による輸送費の高騰と人手不足による人件費の高騰、オミクロン株による影響が挙げられます。
EPSに関しては出資先のリヴィアンの評価損額の計上の影響が大きく、リヴィアンの株価下落により大きく下げたものと考えられます。
また、アルファベットやメタプラットフォームズも大きく株価を下げており、GAFAMを中心とする米国ハイテク株は終焉に近づいていると言えるでしょう。
次の投資対象とブームとは
すばり言います‼︎新興国株とコモディティです‼︎
特にインドネシアは非常にオススメで、EIDOのチャートを見ると50日移動平均線をサポートラインに上昇しています。
またコモディティにまとめて分散投資を行うGSGのチャートも強気の三角持ち合いを形成しており、レジスタンスラインを突破することで大きく上昇する可能性が高いです。
まとめ
米国GDP成長率の低下に関しては、需要はある状況での供給が間に合わないといった印象で大きく気にすることはないでしょう。
しかし、ハイテク株の下落は深刻な状況であり、ナスダックなどの低下は避けられないでしょう。
そのため投資先を考え直す必要があります。新興国株やコモディティに投資を行うことで分散投資を行い、安全な資産運用を行いましょう。
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